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ふらんつ。

今日も、「モード論」。
ファッションの授業だからか、学生もおしゃれな人が多いので、私も金曜はいつも、普段より少しだけ身なりに気を使って行く。しかし今日は寝坊して、すっぴん、寝癖が残り気味の髪(ニットキャップを探したものの遅刻しそうだったので諦めた)、めがね、ジーンズ、チェックシャツにゆきんこ模様のニットカーディガン、フリース。つまり、明らかに気合が入っていない身なり。
寺山修司さんの「私は化粧する女が好きだ」という言葉を聞いて、「あぁ、化粧していない女は嫌いなのね・・・」と悲しくなった。身なりをかまうことができない自分が、みすぼらしく見えてくる。
教授が何人かの学生を指名する場面があるのだけれど、私は指名されなかった。確かにこの格好で化粧やファッションについて話しても、説得力はないだろうなぁ・・・。教授は普段から、どこかハイセンスな服を着ていらっしゃいます。かなりの説得力です。

そんなわけで今日のテーマは「顔」、「化粧」、「ハイブリッド」。
その中で特に気になったことの一つが「化粧」。
教授の話を聞いてて、男の人から見た考え方だなぁ、と思った。もっと女性から見た考察が必要なのではないだろうか。化粧をしないとごみ出しにも行けない友達がいるが、たぶん彼女らは日常的に、「化粧をして自分を奮い立たせる」「自分を回復する」という感覚を体験していると思う。
他の友達は、合宿で男の子に「すっぴんでもあまり変わらない」と言われたといって、悲しんでいた。やはり、化粧をしてかわいくなった自分を見てほしいのだ。授業では、化粧していないように見せる「ナチュラルメイク」の話が出てきたけれど、それとはちょっと違う考え方だと思う。ただ、その話を聞いていた子は「そのほうがいいやん」と言っていた。化粧によって変身したい、わからないように変えたい、両方の考え方が存在するのは確かだ。
私自身は、授業にすっぴんで行けてしまうくらいだから、よくわからない。でも、バンドのライブでステージにあがるときだけは、変身したいとはっきりと思った。服装も、化粧も、バンドの一員になるためによく考えた。
男の人の化粧も、こういう場合では似ていると思う。でもなぜ男の人は普段化粧をしないのだろう?

ちょっと、書き散らしてしまいましたが、他のテーマについても書けたらまた。
by hyuri07 | 2004-11-20 01:35 | モード論


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