去年のジャズフェスの記事を読み返した。
去年も間違えたことを悔やんでいた。進歩していないなあ。
でも、去年よりは楽しめたかも。スタンドプレイなんかでも、去年よりはばりばり吹けたかも。
それは一年かけて何度も人前に立つ経験をしてきたおかげでもある。
「こぎれいな格好で出るように」と先生がおっしゃるので、皆衣装に知恵を絞るようになったおかげでもある。
そして「笑顔で」というリーダーお父さんの言葉に皆で頷きあったおかげでもある。
バンドの方々にたくさん助けていただいた。去年よりも。
小ソロフレーズも、吹き方のアドバイスをいただいたおかげでよく考えて吹けた。
優しく、でも「こうしたら?」といろいろ言ってくださって、よくなるとほめてくださる。
パート練習では年下の私たちも思ったことが言えた。皆、人の言うことを受け入れる大人の部分を持っていたからだと思う。
去年よりも仲良くなって、支えあって、ここまできた。
いや私が支えられたことはあまりないような気がするけれど。
去年の記事に書いた「他の方々のプラスになるような動きや演奏」はまだできていないなあ。
来年はもっと皆様の支えになりたい。自分にできることをもっとしたい。
とりあえず、頑張って練習して、他の方々のモチベーションを上げること。
他にも見つかるかもしれない。
練習が始まるまで、一つの肩書きを失ったようで不安定な気分になる。
今の私には、大事なアイデンティティを示すものにもなってしまった。