鵜飼開き。

夜、川、鵜舟、篝火、花火。

シントリに思いを馳せる。4月に異動したばかりの私。むやみに泳いで手綱を絡ませてばかりだ。

鵜舟が近づくと観覧船屋形内の電気が消される。夜の川はなんだかいい雰囲気だ。皆様との距離もちょっと縮まった気がする。お酒のせいだけじゃない。カップルには本当におすすめだ。

鵜飼はやはり一瞬しか見られなかった。狩り下りは最初の鵜舟について下った。杉山修二鵜匠さん。併走するので本当によく見える。思わずじーっと見つめてしまった。鮮やかな手綱さばき。篝火を回し、まきを足す。

船頭さんは鵜飼のことに本当に詳しかった。ただ乗客が酔っ払ってくると話をまじめに聞かないのでちょっといらっとしていた。そんな感じもまた面白かったりして。

5月の観覧船は初めてだったがけっこう寒かった。フリースやダウンジャケットがあるくらいでちょうどよさそうだ。寒がりの私は普段着でも着込んでいたのでわりと平気だった。

総がらみでも鵜匠さんが逆方向を向いていたりするのでなかなかよく見えない、どれがどなたなのかよくわからなかった。その感じは本なんかではなかなかわからないのだろうと思う。
やはり鵜飼は「川遊び」の側面が大きいような気がする。出船してから鵜飼を見るまで時間があるし、鵜飼も一瞬で通り過ぎる。それでもまた行きたいと思うのは、その雰囲気が素敵だからなのだろうと思う。鵜飼観覧が江戸から続くのは、当時の人も同じようにこの雰囲気が好きだったからなのか。

船頭さんが櫂で船べりをたたく音が好きだと思った。鵜を励ます音なのだが、木と木がぶつかる音は、私にとっては心落ち着く。
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by hyuri07 | 2010-05-12 06:48 | そのほか。


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