なんだこれー。
どことなくくだらない。アニメのゆるい笑いに、つい笑ってしまう。芸術っぽいのに落ちがなかったり、くだらなかったり。この時間に特に意味のないものを見て、明日へ向けて今日をリセットさせるようだ。
明日へ向かっていこうとする感じもある。真心ブラザーズさんの歌や、日めくりや。そのさじ加減が絶妙だ。あまり出しすぎると説教くさくなったり、かえって明日が嫌になったりしそうだ。前向きな感じがにじむくらいにしなければならない。
最後の時報も絶妙だ。18秒くらい前から秒針付きの時計を表示する。でも最後の5秒くらいになったところで「Eテレ」の表示に切り替えて、日付が切り替わる瞬間は、はっきりとは見せない。今日から明日への大きなハードルを低くして、気付かせないようにしてくれている。そして、この時報のときのナレーションが、なにより心に残ったのだ。すごくうまい。さらりと当たり前のように言っているのに、前向き。
「Eテレが明日をお知らせします」