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せんだいメディアテーク1。

ちゃんと、図書館だった。

ホールでは定禅寺ストリートジャズフェスティバルのライブをやっていた。低いけれどちゃんとステージがある。人がたくさんいた。でも、まだ入る。入り口は、図書館、という感じじゃない。エントランスホール、というような感じ。この建物の特徴と聞いていた「チューブ」も、違和感を与えない。外観も、たとえば銀座に並んでいるようなおしゃれな建物のようで、ごく自然に受け止められた。そう、ここは仙台という都会の、定禅寺通りという最もおしゃれな通り。だからこそ外観にも違和感がないのかもしれない。ぎふメディアコスモスができるのは、元官庁街、今は隣接するのが元岐阜総合庁舎の歴史的建造物くらいの、広い「跡地」。周りに与えられている景色がかなり違うのだ。
人が多いので、カフェやショップは後回し。はたと気がつくと、トイレだった。トイレには見えない、宇宙船の入り口のようなトイレ。
エスカレーターを上ると2階。雑誌が置いてあって、人が座って読んでいる。白い壁や書棚を基調にして、赤いベンチ。エメラルドグリーンやオレンジの椅子。黄緑のちらし置き場。色の使い方がなんだかお洒落だ。多くの人が読んでいる。ちゃんと、静かだ。AVコーナーで動画を見ている人もいる。向こうのほうは子どものコーナー。話し声は少しするけれど、静かだ。
「シネバトル」というイベントのポスターが置いてある。「当日は開催時間だけでなく、会場設営のため、昼頃から少々騒がしくなりますが、どうかご了承ください。」ちょっと普通とは違う図書館、への扉を開くコピー。そこでポスターの中身を見て驚く。ファシリテーター:鷲田清一(せんだいメディアテーク館長)?そういえば、もう定年退官されていてもおかしくないお年だろう。専門は違ったけれど、先生の講義が好きで面白くて、何度も受講していて登録していなくても暇だと潜り込んでいた、本も読んでいた。
鷲田先生が館長なら、メディアテークはこれから、もっともっとおもしろくなるだろう。羨ましい。

その上の階にはたくさんの本があった。机もあった。勉強している子もいた。予約席と自由席があって、いすの色で分かれているらしい。(続く)
by hyuri07 | 2013-09-11 04:45 | そのほか。


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