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赤とワイン。

ムラマサ☆「SUMMER OF LOVE」を聞く。
前から知っているバンドさんなのですが、オリコン25位に入ったと聞いて、割とミーハーな私は聞き直してみた。
やはりすごくかわいいです。すごい勢いと速さで力が発散されている。そしてその力の
CDはもちろん音がいいけれど、ライブは多少音が悪くてもさらにすごいのではないかと思います。ホーンさんはそろってばりばり動くからお客さんはさらに盛り上がる。一緒にできる振りつけもある。
しかしこの曲(とバンド)に付けられているキャッチコピーがすごい。
「絶対嫌いじゃない☆」
・・・嫌われなくても好かれなかったらどうするのだ。と最初思った。こちらが怖くなってしまう。
しかしそこまではっきり何度も言われると、この言葉が今のムラマサ☆を的確に表現しているような気がしてしまう。確かに嫌いじゃない。皆、抵抗なく聞ける。そこからどう、それぞれの人のonly oneになっていくか。それを目指して努力中だということまで、この言葉は表している。彼らには野望があり、成長の途中なのだ。そして今の時点で、自分にとってのonly oneだと感じている人たちにとっては、謙遜している、腰が低いとさらに好印象を持たれるだろう。今だけ取ったら怖いコピーだが、これから成長するなら怖くない。
さらに、嫌いじゃないと断言されたら、聞いてみようかと思う人、興味を持つ人もたくさんいるだろう。
どこまで考えて決められたのか。深い含蓄のあるコピーである。
「嫌いじゃない」から、どう「いちばん好き」にするか。今後をどきどき待っています。

レトロ本舗「初恋朝顔」。
今日古本屋で立ち読み中に流れて気になった曲。ネットをうろうろしていたら巡り合った。
これも、かわいいです。
女の子のツインボーカル。
ホーンは金管。
歌詞は日本語。はっきりしていて聞き取りやすい。歌詞もかわいい。

レトロ本舗さんを聞いてからムラマサ☆さんを聞くと、ちょっとムラマサ☆さんのほうが音が骨太であることに気付く。ボーカルは女声だけれど、管楽器はトロンボーン二人、テナーサックス、アルトサックスという編成で、中低音が厚い。
でも、いくら編成が似ていても、どちらがかっこいいなんてやっぱりどうあっても言えない、と思った。当たり前のことかもしれないけれど。
それでも、例えばCDの売り上げやライブの動員数なんかで、順位が付けられてしまう。
それって、バンドのよさを表しているとは限らないなぁ、と改めて思った。
もちろん、圧倒的に、目に見えるくらいの差を感じることもあるけれど、それでもなお、どちらのバンドにもいいところがあり、ファンがつく可能性があるといえる。
バンドと、ビジネス。ポピュラリティ。難しい。
by hyuri07 | 2005-03-24 00:58 | 音楽


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