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Everything I do, I do it for you.(F12005サンマリノGP)

山田優がしゃべれるようになっていた。それもかなり的確に。F1を全く知らない状態でキャスターとなって三年。車種とドライバーを覚えて、ルールも覚えて、ピットイン、ファステストラップ、コースアウトなどを指摘する。以前はよくわからない応援コメントなどを言わされていて、こちらもF1の発展のためにはタレントが入るより仕方ないよなあ、と思って我慢しているという感じであった。しかし、今は実に自然に中継に口を挟む。
成長してるなあ。毎週じっと見ているのだもんなあ。しかも、年に何回かは現地で。それはかなりのF1ファンでもできないことだ。そこまで見ていたら、好きになるし、詳しくなるだろう。しかもこの三年の間に本業のほうでもドラマ出演などが増えてきた。よかった、よかった。

そして、最後は目が離せないレース展開になった。アロンソとミヒャエル。ミヒャエルがあっさり抜くかと思った。結構重い燃料を積んでいるときからラップも速かった。しかし抜けなかった。アロンソが周回遅れの車を抜かなかったこともやはり影響しているのだろうかと思った。そのために速度は抑えられ、最後のあたりはその二台はファステストラップより五秒くらい遅いラップタイムだったようだ。最高速を競えば抜かれるが、同じくらいの速さで走っていれば、速さで抜かれるチャンスを減らすことができる。しかしもちろん、それだけではない。一つミスすれば抜かれてしまう。それを10周以上。23歳。精神力。・・・抜かれなかった。新しい時代が来た、かもしれない。
by hyuri07 | 2005-04-25 01:55 | テレビ


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