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すみません。

「"南港アーチストフェス”プレビュー グレンミラースウィングナイト(二日目)」に行く。

偏見には気をつけますが独断で、ライブレポ。

屋外の会場でやるはずだったが、朝は雨が降っていたために、屋内の会場での開催となった。ライブの時間には雨はやんでいたので、難しいこととは分かっていても、できれば外で見たかった。もちろん、楽器の上に雨が降ると辛いから、バンドメンバーのことを考えての決断だと思う。メンバーからしてみればありがたい部分もある。しかし、雨が降らないと賭けに出て外で行うことも考えられる。雰囲気は外のほうがずっといい。個人的には、賭けを避けるというのはやむをえない判断だと考える。
次に、開演前に、スタッフの方々の挨拶がけっこう長かったことにも驚いた。あれだけたくさんの人が話したいというのなら、せめてすぐ交代できるようにすぐ近くにスタンバイしていたり、一人の話す長さを短くしたりするべきではなかっただろうか。最後に挨拶された社員の方からは、そのような配慮を感じた。挨拶以外の、メンバーの呼び込みなども長いという印象だった。多くの方がそのことを感じていると思ったが、アンケートは配られなかったので伝える術もなかった。スタートしたばかりの音楽祭だし、入り口で新聞と一緒にアンケートを配るという手もあったのではないかなあと思った。
ATCの常務の方が出てきて挨拶をしたとき、ATCの苦しさを感じた。借金がたくさんあるという話も聞いたことがある。このイベントからも、南港に少しでも人を呼び込もうとしていることを感じた。
司会の方はどうもどこかで見たことがある気がしたのですが・・・ライブハウスの方?バンドの方?両方?全く別の人?

で、ライブ。
正直、一曲目のグレンミラーの曲はいまいちだった。グレンミラーの曲の楽しさのようなものがあまり伝わってこなかった。せりふ部分に照れが感じられたせいもあると思う。
それで心配してしまいましたが、二曲目、カウント・ベイシーの曲に入ると、あぁいいなぁと思った。やはり得意といわれているだけあるなあと思った。こちらは聞いていて、楽しさが感じられた。演奏レベルも高く、ひきこまれた。
そしてMCがよかった。このバンドで以前見られた内輪ネタがなく、お客さんを楽しませよう、盛り上げようとするものが感じられた。入るタイミングなどもとてもよく、お客さんが手持ち無沙汰になることがなかった。「普段はみんなシャイですがステージ上では・・・」というようなことも話していて、ステージで魅せるエンターティナーの精神をわかっているなぁ、とうれしくなった。こういう精神もこのバンドで今までなかなか見られなかったものだと思う。すばらしいです。
ソリストでは「All of me」のトランペットの彼の音が、味があっていいなぁと思った。テナーサックスでは、4thの彼は上品な音色を、2ndの彼は太い味のある音を聞かせてくれた。欲を言えば、トランペットとテナーが交互にソロを吹くところでは、お互いに目線を送るようなところがあると、観客もさらに楽しめるのではないかなあと思った。
あとバリトンサックスの彼女はすごく楽しそうに吹き、聞いているのが分かって、こちらも楽しめました。
曲もなかなかバラエティに富んだものをきちんと構成してありました。
もともと演奏レベルは高いものがありますが、今回は、選曲やMCなども含めてお客さんを盛り上げ、楽しませていたと思います。
ありがとうございました。

お疲れさまでした。

このイベント、これからも続くのですが、ロックやポップスのバンドだけでなく、ジャズ、クラシックなどのジャンルからもミュージシャンを呼んでいるのが、独特でおもしろいと思う。
ただ欲を言えば、プログラムに各バンドの一応のジャンルを書いてほしかったと思う。もちろん、ジャンルに当てはまらないというような考えもあると思うけれど、見に行くかどうかと考えるときに、そのバンドがどんなバンドなのか、そこを手がかりにしたい人が多いのではないかと思うのです。

陰ながら応援させていただきます。

偉そうなことを言って気分を害された方、本当に申し訳ありません。ごめんなさい。特に演奏については何か言えるような立場ではないのです。演奏だけでなくすべてについてそうです。苦情があれば受け付けます。おかしいところがあれば修正します。
それでも、南港とバンドに愛を込めて、公開しようと思います。
by hyuri07 | 2005-07-03 01:32 | 音楽


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