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曽我部恵一『blue』。

かっこいい曲が、たくさんあった。

3曲目「スウィング時代」をライブで聞いて、かっこいい、と思ったのだった。
他にもかっこいい曲、好きになる曲がたくさんあった。「サマー’71」のギターもかっこよかった。「LOVE SONG」の甘い感じも好きだ。

よく考えたら曽我部恵一さんのソロ作品を聞くのは初めてだ。そかばんとも、サニーデイとも違う世界との出会いだ、と、聞き始めてまず思った。
そんな戸惑いを押しやったのが、かっこいい曲たちだった。

そかばんの方々で録音されている曲もあるのだが、これは、そかばんではない。
そかばんにつながるものを感じたのは「ぼくたちの昨日」。走っていく感じがする。それでも、曽我部さんの声は『キラキラ!』とは違うために、やっぱり、そかばんではない。

オータさんのドラムは結構エモーショナルだと思う。正確でかちっとしたドラムも好きだけど、オータさんのようなドラムもいいなぁ。

なぜ、ブルーなのか。ブルーは夏なのか。
空は、春も秋も冬も青いはずだ。
歌詞カードには水のないプールがうつる。夏は海やプールや、水辺に行くからブルーなのか。
でも水自体は透明だ。海の青は、空の青を映しているだけかもしれない。
歌詞を読むと、ブルーが夏なのか疑わしくなってくる。

「ぼくはきみを明日も愛してる」
救われた気がした。人生に光が見えた。
aikoの詞に「今日も大好きでした」というのがある。(「シアワセ」より)
未来のことは今日のことよりも不確かだけれど、それでも言い切っている。その確信が私の心を楽にする。明日も生きてみようと思える。

明日も生きられるかもしれない。
by hyuri07 | 2008-06-23 00:45 | 音楽


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