いろいろな本を立ち読みしてしまった帰り道、思い出したのはこの本だった。
お二人は真面目で、誘惑に負けたりしない。だからこそ、すきなことを仕事にできているのではないかと思う。一仕事終わったあと、喫茶店で2時間反省会をする。並の人なら、打ち上げに直行したくなるだろうが、お二人にとってはその反省会が苦痛ではない。すきなことをもっとよくするために、もっともうけるために必要なことを、逃さずやることができる。
そして、お二人も書いていらっしゃるように、一人より二人のほうが、誘惑に強いような気がする。お二人は「プロジェクト」が続きやすい形を、意識的にか自然にか、選んでいたのだ。
まあ、誘惑に負けたらきっと別の花開き方をするのだろうと思う。「プチクリ」に関係するのではないか。
彼女らは「プチ」でない「クリエイター」であるような気がする。