デトロイト・メタル・シティ3。

No Music, No Dream.
好きなものは、貫けばいい。そのことを最後のライブの場面でちゃんと伝える。
でも好きなもの以外に、人の力になれることがある。自分にできることがある。
好きなことでなくそちらのことに向かって一生懸命になることには大きな思い切りが必要だと思う。そのことによって、好きなことをあきらめるわけではない。でも好きなことひとすじでなくなるのは確かだ。心もバイタリティも倍にして、好きなこともほかのこともやりたいと思うけれど、現実には体力のなさなんかに負けてしまう。
それでも、自分にできることがあるという思いは、貴重で嬉しいものなのかもしれない。

自分に置き換えて考えると、好きなことでなく自分のできることに向かっていく瞬間というものに出会っていない。自分にできること、それができることで人の力になれることが何なのかわからない。やりたいと思ったことをやれる可能性のあるところに身を置き、降りかかるやるべきことをなんとかやろうとはしている。でも、他の人のほうがもっとうまくできるだろうという思いは消えない。できないことから逃げてはいけない、自分の担当の仕事だからやらなければならないと思うから、苦行を自分に課して放り出さずにいるだけなのだ。心はそちらへ向かっていかない。好きなことのほうへ向かう。それはクラウザーさんをやりながら街角で「甘い恋人」を歌う根岸くんと同じなのだ。好きなことを、自分のできることにしたいと思っている。
私にできることに出会いたい、それが好きなことであればと願う。でももしかしたら、できることは好きなことではないかもしれない。好きなこととは違う、できることに気づいたとき、私はそちらに向かって一生懸命になることができるだろうか。自信がない。
好きなことをできることにしようとする努力と挑戦を経ないと、その境地には至れないような気がする。言い訳のようだけれど、まずは、そこから。
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by hyuri07 | 2008-09-06 03:10 | 音楽


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