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「不機嫌なジーン」最終回(ネタバレありです。ごめんなさい。) 2

(前日の続き)
 ちょっとずるい、と思う。男の人は、仕事と遺伝子を両立させられる。女性は彼らの遺伝子に従えば仕事をあきらめざるをえない部分が出てくる。女性は男性に、子育てに専念してほしいという、遺伝子による欲求はあまり抱かないだろう。
 仁子が研究者だからこのような選択をしたわけではないだろう。仕事を持つ人や芸術を志す人なんかも、同じような選択を迫られる可能性はあると思う。もし皆が皆仁子のような選択をすれば、少子化は進む一方だろう。
 別れるしかないのか。仁子は、はっきりしないのが嫌だったのだろう。でも前に書いたように、子どもはしばらく先にするなどという選択肢があれば、別れなくてもすんだのかもしれない。それは遺伝子からくるものをお互いに少しずつ我慢するということだろう。当たり前かもしれないけれど、少子化をとめるものは、子孫を残したいという本能ではないのだろう。いくつもの道から、子どもを産むという道に至ることができる環境こそが、少子化の波を押しとどめるのではないかと思う。
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by hyuri07 | 2005-03-31 22:33 | テレビ

「不機嫌なジーン」最終回(ネタバレありです。ごめんなさい。)

南原教授が子どもを当分あきらめていたら、解決できていたはずの話だ。彼女が学者として一人前になったら、気が変わるかもしれない。神宮寺(小林聡美)が子どもを産んだように。仁子はまだ若いのだから、それをもう少し待ってみても遅くないだろう。一度オーストラリアと日本に別れたとしても、最後の場面で二人とも日本にいるということからもわかるように、二人にそのような意図がなくとも、同じところで研究できるときがくる可能性は十分にあったのだ。
もしどうしても子どもが欲しいのなら、南原教授のほうがオーストラリア行きをあきらめるという選択肢もあったはずだ。それも本能に沿った行動と言えるはずだ。好きな女と一緒にいる。しかしそんな話はまったく出てこなかった。遊園地で、彼は仁子に結構勝手なことを言っていた。ただ、勝手だとわかっているからこそ、仁子に強制することはしなかったのだろう。
遺伝子による本能って何だろう。「子孫を残したい」というだけなら、南原は遺伝子に従った行動をとったことになる。そのとき、「好きな人と一緒にいたい」「好きな人に自分の子どもを産んでほしい」という気持ちは、「子孫を」という気持ちに、負けてしまっている。しかし、「自分の好きな研究をめいっぱい続けたい」という気持ちは、「子孫を」という気持ちにも負けずに存在している。
男性の本能と女性の本能は違うのだろうか。仁子は、自分の研究も、恋人も、両方ほしかった。しかし、オーストラリアに行けば自分は「きっと後悔する」と感じた。仁子の気持ちには、私はとても共感できる。それは自分の積み上げてきたもの、自分のアイデンティティーのようなものを捨てることになるから、だと思う。このあたり、すごくうまくて、私は脚本に感心しながら泣いてしまった。でも、研究も子どももと二者をほしいと思っているのは、南原も同じだ。
最初見たときは、南原は遺伝子に沿い、仁子はそれだけでは説明のつかない行動をしていると思った。しかし本当はそうではない。南原も、遺伝子以上のものを求めているのだ。



続く予定です。
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by hyuri07 | 2005-03-30 22:50 | テレビ

しのびよる恐怖。

自分を装うとき、方言はかなり有効的だと思う。
私は教育実習のとき、いつもに増して関西弁を使った。
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by hyuri07 | 2005-03-29 22:16 | 日常生活。

地元意識。

愛・地球博が開幕して最初の週末、入場者数が予想より少なかったということについて考える。
(1)名古屋人の気質が関係しているのではないだろうか。
今日の中日新聞にも、「買った一枚だけのチケットを握り締め、いつ行こうか考えている」というような考察が載っていた。こういう考えが出てくるのは堅実な名古屋人だからではないだろうか。内覧会が大混雑だったという報道を受け、パビリオンを少ししか回れないようならもったいないと思っているのではないだろうか。この内覧会についても、このときは「入場無料だった」と中日新聞は指摘している。
(2)これ以上入っても、さばききれなかったのではないか。
少ないと言っても、日曜日の入場者数は五万人超。ここで、東京ディズニーランドでは、入場者が五万人を超えると「入場制限」をして、中のお客さんが帰り始めるまで他の人は入場できなくなる。つまり、少ないと言われていても、東京ディズニーランドがいちばん混んでいるとき以上の人が、万博会場に入っているのだ。
それでも、一部のパビリオンでは、何時間待ちという列ができたそうだ。またディズニーランド以上に厳しい手荷物などのチェックもある。もし予想通りにお客さんが入ったとしても、それをまだ慣れないスタッフがうまくさばくのは、さらに難しかったのではないだろうか。

しかし名古屋の人や企業にとっては稼ぎ時である。中日新聞は会期中に会場外でも「名古屋城博」や「ゴッホ展」など、次々とイベントを開く。名古屋のFM局Zip-FMのパーソナリティたちも忙しそうだ。クリス・グレンさんは「日豪フレンドシップ フライト2005」を成功させたし、マルコさんもあちこちのイベントに出演されているようだ。
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by hyuri07 | 2005-03-28 21:03 | そのほか。

心と現。

雨。
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by hyuri07 | 2005-03-28 11:59 | 日常生活。

阪急豊中~JR岐阜。

学割を使わなくても移動費が安くできることに気付いた。
1.最も一般的な移動方法。阪急豊中~梅田220円、JR大阪~岐阜2960円、計3180円。
2.阪急豊中~高槻市310円、十分ほど歩いて、JR高槻~岐阜2210円、計2510円。
3.阪急豊中~梅田220円、JR大阪~京都540円、JR京都~岐阜1890円、計2750円。大阪・京都間は競合路線があるため安くなっています。
近距離の切符は金券ショップで買えばもっと安くなります。昼間や土日は普通切符より安い切符を置いてある場合も多いので要チェックです。
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by hyuri07 | 2005-03-27 01:47

日常。

卒業式。
(1)オーケストラの演奏が長かった。一曲を演奏したということはわかるけれど。
昔ホルンを吹いていたので、ホルンの音に注目して聞いて、ミスを発見したり高い音の出し具合に感心したりしていました。
(2)総長の話はパワーポイントを使いながら説明された。
びっくりです。
でも棒読みでした。
(3)男声合唱団が登場。
後から聞くと皆よかったと言った。しかし私は苦手だった。彼らの歌うアカペラの曲に、頭の中で裏打ちのリズムをつけて、スカやジャズのバージョンにするならどう変えるか、どういうソロがかっこいいかということを考えていました。
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by hyuri07 | 2005-03-26 00:46 | 日常生活。

Message from SkyMail

空が青いと、心はどんどん落ち込んで、それを誤魔化すための詩的表現すら思い浮かばない。
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by hyuri07 | 2005-03-25 09:46

赤とワイン。

ムラマサ☆「SUMMER OF LOVE」を聞く。
前から知っているバンドさんなのですが、オリコン25位に入ったと聞いて、割とミーハーな私は聞き直してみた。
やはりすごくかわいいです。すごい勢いと速さで力が発散されている。そしてその力の
CDはもちろん音がいいけれど、ライブは多少音が悪くてもさらにすごいのではないかと思います。ホーンさんはそろってばりばり動くからお客さんはさらに盛り上がる。一緒にできる振りつけもある。
しかしこの曲(とバンド)に付けられているキャッチコピーがすごい。
「絶対嫌いじゃない☆」
・・・嫌われなくても好かれなかったらどうするのだ。と最初思った。こちらが怖くなってしまう。
しかしそこまではっきり何度も言われると、この言葉が今のムラマサ☆を的確に表現しているような気がしてしまう。確かに嫌いじゃない。皆、抵抗なく聞ける。そこからどう、それぞれの人のonly oneになっていくか。それを目指して努力中だということまで、この言葉は表している。彼らには野望があり、成長の途中なのだ。そして今の時点で、自分にとってのonly oneだと感じている人たちにとっては、謙遜している、腰が低いとさらに好印象を持たれるだろう。今だけ取ったら怖いコピーだが、これから成長するなら怖くない。
さらに、嫌いじゃないと断言されたら、聞いてみようかと思う人、興味を持つ人もたくさんいるだろう。
どこまで考えて決められたのか。深い含蓄のあるコピーである。
「嫌いじゃない」から、どう「いちばん好き」にするか。今後をどきどき待っています。

レトロ本舗「初恋朝顔」。
今日古本屋で立ち読み中に流れて気になった曲。ネットをうろうろしていたら巡り合った。
これも、かわいいです。
女の子のツインボーカル。
ホーンは金管。
歌詞は日本語。はっきりしていて聞き取りやすい。歌詞もかわいい。

レトロ本舗さんを聞いてからムラマサ☆さんを聞くと、ちょっとムラマサ☆さんのほうが音が骨太であることに気付く。ボーカルは女声だけれど、管楽器はトロンボーン二人、テナーサックス、アルトサックスという編成で、中低音が厚い。
でも、いくら編成が似ていても、どちらがかっこいいなんてやっぱりどうあっても言えない、と思った。当たり前のことかもしれないけれど。
それでも、例えばCDの売り上げやライブの動員数なんかで、順位が付けられてしまう。
それって、バンドのよさを表しているとは限らないなぁ、と改めて思った。
もちろん、圧倒的に、目に見えるくらいの差を感じることもあるけれど、それでもなお、どちらのバンドにもいいところがあり、ファンがつく可能性があるといえる。
バンドと、ビジネス。ポピュラリティ。難しい。
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by hyuri07 | 2005-03-24 00:58 | 音楽

何をどうしたらかっこいいのか。

Dog Duck Session's さんのCDを借りる。
(1.Code G 2.ONE DAY 3.Cafe Aqua 4.SESSION)
とりあえず、かっこいい。
Determinationsが解散してしまった今、オーセンティックスカシーンを担ってほしい、と思う。
ソロのフレーズにセンスを感じる。特にアルトサックスがいい。ソロ以外でも、フレーズを盛り上げるアレンジをしている。
ホーンやキーボードの、対旋律の入れ方、抜き方にも、センスを感じる。
いろいろなジャンルの、新旧たくさんの曲を聞くことで、そのセンスは培われてきたのではないかと思う。下地の厚さを強く感じる。それがいいほうに働いて、かっこよくなっている。それだけでなく、スイングしたりしても、リズムがきちんと合っている。皆で演奏しているところも、ソロのところも。理想を表現できるだけの力があるということだ。
そして何よりいいのは、どんな音楽を目指したいかということが、かなりはっきりと見えているのではないかということだ。「オーセン」という言葉に捉われるのではなく、聞き手をこんな気持ちにさせたい、リラックスしてハイセンスな感じを味わってもらいたい、というような意識が伝わってくる。
惜しいなと思うのは、管楽器の音質だ。
リラックスして聞いてもらうなら、もう少し柔らかい音が必要なのではないだろうか。サックスもトロンボーンもそうだ。出そうと思ってすぐ出せるようなものではないだろう。ただ、この音源は少し前のものだそうなので、今はもっと違う音を出しているのかもしれない。勢いで多少のごまかしがきく、スカポップやスカコアなどよりも、このような曲では、聞きやすい音質がシビアに求められるのではないだろうか。
あとは、今まで聞いてきた音楽の枠にとどまらず新しいものを模索し続けていたら、きっともっとかっこよくなるのではないでしょうか。期待しています。


なんてね、自分の実力を省みたら、こんな偉そうなことを書ける立場にはないのですが、
それでも、伝えたいから。自分にできることは何だろうと考えたら。
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by hyuri07 | 2005-03-23 00:44 | 音楽