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音楽とコミュニケーション2。

フリートークが苦手だ。今でも職場の「雑談」にどう混じっていいのかわからない。
でも一緒に音楽をやると、輪の中に入れる。あまり話せなくても、一緒に音楽をやっている仲間だと認識してもらえるから、落ち着いて一緒にいることができる。吹きぶりや練習中の身のこなしを通して、自分がどういう人間なのかということをある面からわかってもらえる。わかってもらえたと思えたら、少しは言葉も出てくる。自分のことをわかってもらうような言葉を尽くすことができないから、何かをしている姿を通してわかってもらいたくなる。
自分が苦手なこと、嫌いなことをしている姿から、自分がこういう人間なのだと思ってもらうことはできるだけ避けたい。それをしている姿も自分の一つの面なのだろうが、それしか情報がなければそれが自分の印象の全てとなる。仲良くなりたいから、できれば最初はもう少しよい面を見せたい。実像に近い面を見せたい。
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by hyuri07 | 2008-08-29 00:35 | 音楽

音楽とコミュニケーション1。

たとえばバンドをやっていたら、一つの音楽を作り上げなければならない。二つの意見があっても、その曲のその箇所は一つのやり方にしなければならない。
私の場合は、最初から複数のアイディアを持っていって選んでもらうようにして、人の意見を入れつつも自分の思っていることを主張できるようにしていた。
自分が「いいな」と思っていたほうが採用されないこともある。それでも、何度も演奏するうち、「こっちが採用されてよかった」と思うようになることもある。
何度演奏しても納得いかないこともある。そんなときは、勝手に多少のアレンジを加えて、自分の好きな演奏に近づけたりする。
それでも、そこまで意見が食い違うことは少ない。もともとの音楽志向が似ているからだ。同じアレンジに、いいね、と言い合えることのほうが大きい。

私にとって、音楽がコミュニケーションの手段だった、と話すとき。
(続く)
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by hyuri07 | 2008-08-27 23:21 | 音楽

曽我部恵一BAND『トキメキLIVE!』2。

音はもちろんスタジオ録音のもののほうがいい。
このライブ盤は、ライブの空気を伝えるだけではなく、
多少音が悪くてもしっかり聞き手に届く、曽我部さんの楽曲の持つ力の強さを伝えている。

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by hyuri07 | 2008-08-26 02:37 | 音楽

もう、何も。

サマソニで聞いていた曲の多くは、私が昔から好きだった音楽に近いものだった。高校生のころずっと聞いていた、大御所たちのがつんとかっこいいロック。最近は洋楽をそれほど聞いていなかったけれど、あのころからの蓄積のおかげもあって、好きなバンドを見つけ楽しく聞くことができた。
でも最近は、あのころ聞かなかったような、ゆるい感じの曲も好きでよく聞く。曽我部恵一ランデヴーバンドやサニーデイ・サービス、cutman-boocheなんかそうだ。いつからなのか考えると、どうもfishmans「空中キャンプ」を聞いたあたりからなのではないかという気がする。このアルバムを聞いたのは昔すすめられたからだ。それまで、ゆるい曲はほとんど聞いたことがなかったのかもしれない。少なくとも、アルバムごと聞いたことはなかった。ロックが好きで、ロックがいちばんだと思っていたから、ほかのものはそれほど好きにはなれないだろうと、聞かなかったのかもしれない。
もしくは、ジャズを聴いたことも、ゆるい曲を好きになるきっかけとなったかもしれない。あのときはそこまで好きにはなれずにロックに戻ってどんどん聞いて、やっとジャズのよさも少し感じられるようになってきた気がする。ロックをどんどん聴いて、何がかっこいいか感覚を磨いて、そのかっこいいものというのはジャズにも、他の音楽にもあるということをなんとなく感じてきた。趣味が広がったのはそんな理由もあるのかもしれない。

他の人が好きなものを聞くと、それに影響されて、自分の感覚をなくしてしまうような気になるときがある。あるいは、人が好きなものを、自分はそれほど好きではないとは言えなくて、自分の好きなものより人が好きな音楽を聴いてしまったりする。それが嫌で、自分の感覚を守りたくて、人と一緒に音楽を聴くのが苦痛になるときもあるかもしれない。
人と音楽を共有することには、難しさも伴う。
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by hyuri07 | 2008-08-24 22:44 | 音楽

きゅん・・・とはちょっと違う。

最近私の頭の中に「かわいい曲」というカテゴリーができた。
ここまでに集まったリストを紹介すると

・RADWIMPS「いいんですか?」
・VAMPIRE WEEKEND(どの曲というわけではないが)
・曽我部恵一「テレフォン・ラブ」
・スガシカオ「8月のセレナーデ」

男の人が歌い、演奏するのが、どうにもかわいい、と思う。
上に上げたうちVAMPIRE WEEKEND以外の三曲は、歌詞がかわいい。
RADWIMPSの「こんなに人を好きになっていいんですか?」とか、
曽我部さんの「でんわできみに愛してるって言えるかな」とか、
スガシカオさんの、君がネコやイモムシになってもネタにしてしまうかもしれない自分を想像して、「今日は そういつもより 長い電話をしよう」とか。
なんてかわいらしいのだあ、と思う。女の子が歌ってもかわいい歌だろうけれど、新鮮味は薄くなりそうだ。恋愛の場面においてかっこつけたい男の人の姿は、今までの歌で何度も示されてきたのではないか。でもこの曲たちの男の人たちはそうでない。弱気だったり、後ろめたさを挽回しようとしたり。時代の流れは、そういう男の人たちをも受け入れているのではないか。(もう少し検証して言うべきことなのかもしれないが)私自身は、そういう男の人の姿がかわいくて好きだ。

VAMPIRE WEEKENDは歌詞を知らない。でも曲がかわいい。かわいらしいキーボードの音がばんばん入っている。サマソニで見たのだけれど、あのかわいい音をいいなあと思って創り出す男子たちというのは、他にいない存在だと思う。そしてその音は男子にも女子にも受け入れられているようだった。

まだまだ「かわいい曲」探します。
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by hyuri07 | 2008-08-24 09:06 | 音楽

サニーデイ・サービス『愛と笑いの夜』。

よい曲ががっつり詰まったアルバム。

一曲一曲が、センスある、しかも人を引き込む力を持ったメロディーを持っている。そんなアルバムは本当になかなかない。どの曲もいい、というのは、アルバム中に流れる音やリズムがいいという意味の場合がほとんどなのではないか。このアルバムはそうではない。何よりいいのはメロディーだ。
2曲目「白い恋人」のAメロのせつなさにやられる。7曲目「愛と笑いの夜」、3拍子の上に流れる優しいメロディー。1曲目「忘れてしまおう」や3曲目「JET」のようなマイナー調の曲も、メロディーがしっかりあるから暗くなりすぎず、聞き手にしっかりと届く。そして9曲目「サマー・ソルジャー」。イントロと歌詞一行分を聴いただけで名曲だとぴんとくる。がっつり届くメロディー。曲も声もしなやかなのだけれど、メロディーの重みが、聞き手の心にどすんと響く。心地よいだけで流れてはいかないのだ。

もちろん音やギターフレーズもいい。『東京』よりさらに磨かれているかもしれない。6曲目「雨の土曜日」のイントロのかっこよさにやられる。「サマー・ソルジャー」のマイナーキーに入る間奏が心をくすぐる。ベースも、センスがあってかっこいいと改めて気づく。田中さんは今、スネオヘアーのライブやアルバムに参加、その他ご活躍されているが、確かにこの音を人々がほっておかないだろうと偉そうにも思う。

『東京』が出た12年前にそれを試聴し、ヘッドフォンを外してしまった私だけれど、もしこのアルバムで出会っていたら、聞き続けていたかもしれない。
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by hyuri07 | 2008-08-24 08:45 | 音楽

サマーソニックゼロエイト5。

なぜなのかわからずにきょろきょろして気付いた。マウンテンステージで聞いた、ブンブンサテライツの曲がかかっていたのだった。頭はあのときの空間に、はっきり戻っていた。私にとってこの曲は、あの空間と切り離せないものになっていたのだった。

人の感覚はそれぞれ違う。何をいいと思うかも違う。育ってきた環境、経験の蓄積は、人の数だけ違うのだ。だからこそ、その感覚が一瞬交わって、隣の人と同じものをいいと言えることに感動する。そんな瞬間はなかなか訪れない。でも、いいものならそれをいいと気付く人は他にも必ずいる、と言い切れるような気がする。趣味にかかわらず、いいものはいいのだ。だから、感覚が交わる瞬間を諦めてはいけないと思う。少し前のブログに書いた、syrup16gが好きな教え子の男子を思い出す。しばらく孤独におちいっても、自分の感覚を信じて貫けないかな。それは辛いときもあるだろう。でもそれを越えて、奇跡のような瞬間に出会えるような人が、一人でも多くいてほしいと空を見上げて願う。
その違いのおかげで人の前に立ち、孤独を深める人もいる。だけどそんな人にも、隣の人と同じものを見ている、一緒に心震わせる瞬間は訪れうるのではないかと思う。

人の意見を聞くべきときももちろんあるだろうけれど。
自分が思うこと、感じることだけは、大事にしてあげたい。
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by hyuri07 | 2008-08-23 23:09 | 音楽

いつも使うことばで。

きみとテレビを見てるとき
きみとアイスを食べるとき
ぼくの心に黒い粒
気づいてた?

きみが差し出す缶チューハイも飲まないで

いつもよりちょっと早めのバイバイ
ぼくは部屋に帰るとTシャツに着替えて
夜風の中を職場へドライブ

夜の運転は好きだけれど
大好きなきみに会えたんだけど
ちょっと切ない気持ちを抱えたままぼくはハンドルを切る

残った仕事が終わると2時半だった
早く自分のベッドにもぐりこみたい ただそれだけ
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by hyuri07 | 2008-08-22 01:00 | そのほか。

サマーソニックゼロエイト4。

買い物に行ったとき、突然心を引っ張られた。
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by hyuri07 | 2008-08-21 08:01 | 音楽

サマーソニックゼロエイト3。

一日中歩き回ってちょっと疲れている。予定時刻よりも待たされている。幸運なことに猛暑とまでは言えないがそれでも暑い夏の日、雨が降らないかというちょっとした心配。そういうものを共有している。
コールドプレイのボーカルさんは上着を羽織って出てきた。すぐに汗が、線になって滴り落ちた。上着の存在感を十分に植えつけた後、彼は上着を脱いだ。後にはTシャツも着替えた。
観客も汗だくで、彼の一挙手一投足を共有する。
彼はSMAPの「世界に一つだけの花」を、ピアノを弾きながら歌った。歌詞は英語だった。エンターティナーぶり以上に、彼がこの曲を自分のものに、自分の観点で素敵なものにして届けてくれていることが伝わった。
そしてアリシアキーズが出てくる夢の共演。ステージの後には花火が上がる。そんな祭りならではの風景も、皆で共有した。
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by hyuri07 | 2008-08-20 02:01 | 音楽