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しょうしょうしょう。

ライブをする、音楽活動をするのは「夢や希望を与えるため」という言葉も、聴いたことがある。
きっと、人それぞれなのだと思う。プロとかアマとかも、もしかしたら多少関係あるのかもしれない。

なぜ、音楽をやるのか。ライブをやるのか。
私の場合は、やはり人に聞いてほしい。人のこころやからだを、少しでも震わせられたらなと思う。そういう音楽をやりたい。自分がかっこいいと思うものを目指して作り上げている。それをほかの人もいいなと言ってくれたら、ほんとうに嬉しい。
ライブという空間も好きだ。ミュージシャンとお客さんとで作る、一度きりの時間。

特別支援学校への実習はたった二日だったから、たいへんなところはあまり見えなかったかもしれない。
それでも、特別支援学校にいらっしゃるから、何か自分たちにしてあげられることがある、というわけではないと思う。
それでも、自分たちの音楽が届いたらいいなと思う。ライブをする限りは、お客さんのこころやからだを震わせられたらいいなと思う。

たぶん、奥の深い問いなのだと思う。
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by hyuri07 | 2009-07-31 00:48 | バンド

しょうしょう。

今度、ある特別支援学校でライブをさせてもらう。ものすごく楽しみで仕方ない。

そのライブについて、バンドのあるメンバーの方が「慰問演奏」と言っていて驚いた。
ほかのメンバーさんも「社会貢献できる演奏」と言っていた。

そういうことを、まったく考えていなかった。
ただただ、遊んでもらうつもりでいた。

教員免許を取るときに、二日だけ特別支援学校へ実習に行った。
小学一年生のクラスに入れてもらった。
子どもたちはめちゃめちゃ可愛かった。
そして鋭く私のことを観察していた。自分がどう見えているのか、反省した。
今もときどき思い出す、印象的な二日間だった。

そんなこともあって、何かしてあげるなんてさっぱり考えていなかったのかもしれない。
考えられない。

ただ、一度だけのライブの空間を、一緒に作り上げるのが、
楽しみで仕方ない。
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by hyuri07 | 2009-07-30 07:18 | 音楽

曽我部恵一BAND@FUJI ROCK FESTIVAL '09。

残っている力を、使い果たした。

みんなが歌っていた。「テレフォン・ラブ」なんかだけじゃなく、「青春狂走曲」や「魔法のバスに乗って」、「永い夜」なんかも、歌詞をきっちり歌いながらジャンプしていた。びっくりした。今までのライブでもこんなことはなかったように思う。確かに、苗場中のそかばんファンが集まっていたとは思うけれど。ウィーザーとそかばんで、ロックが好きだから迷いつつも、やっぱりそかばんを選んだ人たちだ。(続く)
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by hyuri07 | 2009-07-29 07:08 | 音楽

FUJI ROCK FESTIVAL '09。

あぁ・・・楽しかった。

フジロックはたくさんの人にとって特別な存在のようだ。
その空間を、ミュージシャンやその場の皆様と共有できた、そのことが嬉しい。
2009年のフジロックの3日目に、私はいた。

みんなロックが好きなんだ、と思った。
ロックといえども相当いろいろな音楽が演奏されている。大きい会場でみんなが見る、さわやか系とかパンク系とか正統派系のものだけではない。いろいろな大きさの会場があって、いろいろなミュージシャンがそれぞれの音楽を奏でている。オールディーズ風味のものもあり、ダンス系あり、トランス系、ソウル系もあり。そしてそれらを見に来て楽しんでいる人もいる。みんな、ロックが好きなのだ。だから、いろいろなロックを楽しめるのだ。だからこんな山の中までわざわざ来ているのだ。

越後湯沢の駅を出たとき、山の緑がきれい、と思った。
ありがたいことに、雨は夕立に一回出会うくらいで済んだ。スニーカーだったので少し心配だったけれど、何とかなった。
自然をなめてはいけないけれど、怖がって飛び込まないのは損、という印象。一日なら、どうにかなると思う。迷う方がいらっしゃるなら、来年はぜひ参加されることをおすすめしたいです。
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by hyuri07 | 2009-07-27 23:38 | 音楽

「桑田圭祐の音楽寅さん」。

桑田さんは私にとって懐かしい歌をどんどん歌う。

たとえば 「空耳アビーロード」。中学から高校にかけてビートルズを聞き込んだ私は、その音を久しぶりに聞いて懐かしくて、空耳にあわせてもとの曲の歌詞を歌ってしまったり。
たとえば「夢のような企画」。「夢」というテーマで歌われるのは、「Dream a Little Dream of Me」(The Mamas & the Papas)とか「Daydream Believer」(The Monkees)とか。後者は最近、忌野清志郎さんの歌う日本語バージョンをよく耳にしたが、そうではなく英語の原曲のほうだ。高校生のころラジオでオールディーズを必死で聞いていた私には、リアルタイムで聞いていなくても懐かしい。

ほかにも日本の少し前の曲(おそらく70年代とか80年代とか)も歌う。今日はサザンや桑田さんの古い曲をたくさん歌っている。このあたりになると私は知らない。ましてや、高校生がこの番組を聴いていたとしたら、おそらく知らない曲ばかりなのだと思う。
でも高校生なんかもこの番組を見ているのだろうと思うとどきどきする。私も今日サザンや桑田さんの知らない曲を聴いて、なんかいいなあ、と思った。夏の雰囲気に切なさの混じった曲もいいし、パーカッションやピアニカの音が聞こえるアレンジもいい。この世には私の知らないいい曲がたくさんある。高校生だったらもっとたくさん、知らなかったけれど好きになる曲と出会うだろう。
21世紀になってから、昔の曲を聞く機会ががたんと減ったような気がする。ロックの歴史が積みあがっていい曲が増えて、掘り出そうとしても昔の曲までたどりつかなくなってきた気がする。
桑田さんはいい曲をたくさん知っている。昔の曲も自分のものにして歌う。そうやってくださる人がいなければ、いい曲も聴く人が減って、どんどん埋もれてしまうような気がする。
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by hyuri07 | 2009-07-20 23:54 | テレビ

サニーデイ・サービス『サニーデイ・サービス』。

ああ、たしかに、いいアルバムやなあ。

ロックバンドなのだ、と思った。3曲目とか8曲目とか、ポップスの方向へ振っている曲もある。3曲目は昔CMで聴いたことがあった。フルコーラス聞くと思った以上にポップで驚いた。でも2曲目や5曲目や7曲目なんかを聞くと、確かにロックバンドだと思う。通して聞くと、ポップス方向の曲があるおかげで起伏や華ができている。一曲一曲の景色が見えやすくなっているし、ロックの音もより響く。
終盤、9曲目あたりから最後まで、名曲がたたみかけて流れた。そんなのはどんなミュージシャンのアルバムでもなかなか出会ったことがない。奇跡のような空間だ。ほんとうにこれはロック史に残る貴重なアルバムだし、サニーデイはこのとき、神懸り的に絶好調だったのではないかと思う。
いや、きっと神様は皆にそんな時期を与えるのだろう。サニーデイはそれを逃さず、前のアルバムから間を空けず、掴まえたのだと思う。

田中さんのベースがやっぱり好きだ、と思った。音も好きだし、ベースラインの作り方も好きだ。ベースがどう動くかということが、サニーデイの曲を作る重要な要素になっていることがわかる。
曽我部さんのギターも好きだ。
ドラムは…違いがわかるほどの耳がありませぬ。

1曲目、普段聞くロックとは違うゆっくりさ、繊細さ。自分の中にもそれらがあることに気づかされる。
6曲目、曲調はゆっくりでも、ゆったり聞けるという感じではない。そこには切なさとか、複雑な感情が載せられていて、心地よく聞いている場合じゃないのだ。切なく考える。
7曲目は凄いと思った。コードに載せるメロディーなんかがひねってあるのだけれど、ロックにまとめられている。
9曲目も好きだ。ベースの音なんかにも、ちゃんと雨の感じがある。

リアルタイムで聞いていたら、どれだけ夢中になっただろう。繰り返し、毎日聞いていただろう。
そして、その後サニーデイがうまくいかなくなっていく過程や活動休止の報せに、どれだけ心痛めただろう。
このアルバムを聞くと、今もサニーデイが好きだという人たちの気持ちが改めてわかる。

それでもこのアルバムは、今の世にも名盤として残り続ける。音は残る。
私もきっと、この先もたびたびこの名盤を聞くのだろう。
リアルタイムでは聞けなかったけれど、
そうでないからこそ見えるこのアルバムの風景があるのかもしれない。
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by hyuri07 | 2009-07-18 11:22 | 音楽

『人のセックスを笑うな』とか。

なによりどきどきしたのは、

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by hyuri07 | 2009-07-18 01:39 | 映画

Jaco Pastorius『Words of Mouth』『Invitation』。

なんだか、きらきらしている。

気に入って何度も聞いている。ジャズとかフュージョンとかのCDでこんなに気に入ったのは初めてだ。普段は長々としたソロにうんざりしたりするのに、このアルバムは一曲がいくら長くても気にならない。
なぜこんなに気に入ったのだろう、と思ってよくよく聞いてみた。テーマのメロディーが明るくて人をひきつける感じがあって、いいなあ、と思う。「Liberty(Liberty City)」「John and Mary」なんかが特にそうで、「Blackbird」もそういう感じがあるから選ばれたのだと思う。全体の雰囲気も、なんとなく明るい。音が明るくてきらきらしている。スチールパンなんかが入っているせいもあるけれど、それだけじゃない。トランペットなんかの音も、ほかのジャズなんかのCDよりもきれいな気がする。
そこまで考えて、きれいな音のCDにしているのではないか、と思った。プレーヤーの音色の違いもあるだろうけれどそれだけじゃない。録音してCDにするときに、クリアな音を目指してミックスされているような気がする。つぶれたような感じ、かすれたような感じがなくて、すっきりしている。それらはほかの曲では魅力的な要素になるのだが、このCDはそれを選んでいない。
どちらかといえばサックスがばりばり聞こえるところは少なく、トランペットがよく目立つような気がする。それは、そういう音を目指しているからなのかもしれない。そういう音が好きだから、長くても苦にならないのかもしれない。
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by hyuri07 | 2009-07-17 00:23 | 音楽

曽我部恵一BAND『ハピネス!』と『キラキラ!』4。

「ぼくらは今日も明日も
いっしょうけんめいはたらいて

みんなでまた行けるかな
みんなでまた行けるかな」(「東京ディズニーランド」)

ここには、東京ディズニーランドに行くのを楽しみに働いたっていいじゃないか、という主張が表れていると思う。ライブでも少し話していたけれど、「そかばんのライブ」も、すでにディズニーランド級の「楽しみ」になっている。

そういう曽我部さんのメッセージに、ずっと救われてきた。
そのおかげでどんなに仕事がしんどくても耐えられた。けど。

ディズニーランドを楽しみに、日々働いて暮らしていって、この先の私は、「I love my life」と言えるのだろうか?
どれだけまじめに努力したとしても、仕事でキラキラできる瞬間を持てたとしても、多分それだけをしていては、私の目指す人生にはたどり着けないのではないかと思う。
だから、ハードスケジュールに耐えて、自分にできることを作ろうとしているわけで。自分のやりたい方向へ、遅まきながら近づきたいと思っていて。
そういうのはあんまり意味のない、大切でないことなのだろうか?

でも本当に近づけるのかな?と不安になって、挫けそうになることもよくある。
ディズニーランドを楽しみにしながら、自分の好きなことをしながら、日々の仕事に働いて耐えていったら、いつの日かそれが自分の理想の人生になるのかもしれない、とも思う。

でも今の私は、それをしてしまったら目指す人生にたどり着けなくて後悔するのではないかと思う。死ぬまで後悔し続けるのが怖い。

曽我部さんだって、基本的には、自分の好きなことを仕事にしているのだと思う。
もちろん仕事としてやっていく上では苦しいこともたくさんあって、ディズニーランドを楽しみに乗り越えることだってあるのかもしれない。作り手の名前の出ないCMの音楽など、求められているものを作るような仕事もされていると聞く。

私が目指す人生にたどり着いたとしても、そこには辛いことばかり転がっているのかもしれない。
でもできるならそこにたどり着いた上で、ディズニーランドを楽しみにするような人生にしたい。
それなら多分、「I love my life」と言えるような気がする。

だけどそこにしあわせもいっしょにあるのかどうかは、わからない。

「「からっぽのこの両手でなにかぎゅっとつかみたい」

しあわせになりたい
いつもどんなときも
近くて遠いような
晴れた日の夢」(「ハピネス!」

私にとっての「ハピネス!」はこの記事に書いた気分なのだろう。
どうしたらしあわせになれるのか、迷いながらあれこれしながらもがいている。

そかばんは答えをくれない。
「東京ディズニーランド」は答えの一つだけれど、「ハピネス!」の主人公が「東京ディズニーランド」の家族を見ても答えを見つけたとは思わないだろう、というようなことを曽我部さんはインタビューで話していた。
たぶんきっと、そかばんだって探している途中なのだろう。
一生探し続けるのかもしれない。

私にとってのしあわせは、私にとっての「I love my life」と言える人生は、私にしか見つけられないのだろう。
でも、もがいているのは私一人じゃない。
そかばんはそのことだけははっきりと教えてくれる。
ライブのあの空間でも、この曲を共有したばかりだ。
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by hyuri07 | 2009-07-15 22:59 | 音楽

FLYING KIDS@Hot Stuff 30th anniversary special live out of heads。

ライブには、彼らの人生が表れていた。

曽我部さんがクロマニヨンズさんのかっこよさについて「生活感が見えない」というようなことを言っていたことがあった。そかばんはそうではなく、ブログのような日常生活や家族のことも歌うロックなのだと。
その意味でFLYING KIDSさんも曽我部さんと共通するのではないかと思った。前半、フライングキッズさんにポップスのイメージを持っていた私は、ソウルフルな曲にちょっと驚いた。でもその曲たちには、年齢を重ねたからこそ見える心境や景色が詰まっていた。
その後演奏された以前の曲ももちろんよかった。観客は当時を知らない若い世代がほとんどで、懐かしさから盛り上がれるわけではない。私も、聞き覚えがある曲が一、二曲あるくらいだった。当時を知る世代は、懐かしさや新曲への深い共感をおぼえて、より演奏が心に響くのかもしれない。それでも、その日の若い会場は盛り上がっていった。それらぬきでも盛り上げるだけの力があるのだ。
最近、ポップスをきちんとやるバンドは少ないかもしれない、と思った。ロックでなくても、いいポップスを鳴らせればきっと心に響くのだろうけれど。
新曲「ドマナツ」は、豊穣さのあるソウルの感じに加えてきらきらする感じがあって、その日の曲でいちばん気に入った。メンバーの皆様はもうおじさんだ。でもステージで演奏する姿はきらっきらしていた。浜崎さんの花柄の衣装もすごく似合っていた。そんな大人になりたい、と思った。
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by hyuri07 | 2009-07-14 23:36 | 音楽