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新体操@3日目。

どうも、見ていられなくて。
落とすな、落とすな、とそればかり思っていた。
力を発揮できたのかも、のびのび演技できたのかも、わからなかった。
ただ、演技が終わって、臼井監督が一人一人の肩をたたいて、最後の一人とぶんぶん握手をしているのを見て、あ、ちゃんとできたんだ、とほっとした。
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by hyuri07 | 2012-10-02 08:19 | そのほか。

山岳競技@ぎふ清流国体2日目。

その瞬間、会場が、ひとつに。

29日に開幕したぎふ清流国体、山岳競技ボルダリング会場、岐阜市文化センター催し広場。台風は近づき、駅から文化センターまで10分ほど歩く間に傘が曲がり、通りすがりのお兄さんに「傘、結構曲がってますよ」と声をかけられる。しかし着いてみると会場はほとんど満席だった。
着いたのは成年女子の競技中。先日のテレビ番組「情熱大陸」で取り上げられていた選手も出場し、会場は盛り上がっている。会場にはテンポのいい音楽が流れ、DJ風の実況が入る。ルートセッターの人らしいがしゃべりがものすごく上手。最初に目を奪われたのは山口県チーム。他のチームが苦労している課題をすいすいと登っていく。皆同じ課題なのに、できる人はできるし、できない人にはどうしてもできない。同じような姿勢を取っても、筋力や握力のある人はそのまま持ちこたえられるし、ない人は何度やっても落ちてしまう。何度やっても全く歯が立たない選手もいる。それが観客にもわかってしまう。結構、厳しいスポーツだ。
岐阜県チームは24番目に登場。1番手の水口選手、細い腕ですいすいと第1課題をクリア。山岳の選手には腕の細い人が多い。筋力や握力も必要だが、身軽であることも必要なのだ。そのために、お菓子はほとんど食べないなど節制しているそうだ。続く戸根木選手も第1課題をクリア。クリアすると嬉しそうに、観客に両手を振って応えていた。そしてより難しい第2課題も、二人ともクリア。時間を残して前半を終わる。
後半。まずは第3課題を二人ともクリア。再び声援に応える戸根木選手。しかしこの第4課題が難しい。水口選手、いいところまでいくが落ちてしまう。続く戸根木選手、同時に登っていた北海道チームが早々と試技を終え、戸根木選手が手を伸ばすと、会場中から「ガンバ!」の声がかかった。完登できなくても、どこまでいけたかが順位を左右してくる。二人の頑張りで4位に入り、予選突破を果たした。
終了後、二人のもとには次々に観客が訪ねてきていた。同僚らしき皆さんと記念写真に納まる戸根木選手。競技を離れていた時期もあるそうだが、現在は仕事を持ちながら続けている。プロの選手もすごいのだが、仕事以外のこともこれだけ頑張れるというアマチュアのすごさに、国体・大会の取材を始めてからつい目が行ってしまう。
1位は山口県チーム。3位には「情熱大陸」の茨城県チーム。岐阜県チームが表彰台に割って入ることができるのか、決勝も注目だ。

成年女子の試合が終わるとすぐに脚立が運び込まれ、電動ドライバーで次々にホールドが外されていく。少年女子の試合に向け、ルートを変えるのだ。その間会場は待ち時間。水口選手や成年女子・水口監督など岐阜県の選手は前のほうの席に揃って、応援に万全の体制。
ルート設定が終わるとオブザベーション。選手はここで初めて試合のホールドを見て、登り方を考える。登場した少年女子岐阜県代表の二人は、おそろいのリボン。二人が試合を楽しみにしてきたこと、そしてこの試合に気合が入っていることがよくわかる。昨年も出場している小川選手が伊藤選手の手を引いてリード。最後には豊場監督も交え、入念に打ち合わせる。
試合開始。次のホールドに手が届くか届かないか、というところ、「ここを頑張る」という選手の気持ちが結果をけっこう左右するのだろう、と思う。そして観客の「ガンバ!」という声援は、その気持ちを築くのにけっこう力を持っているように感じる。応援が選手の力になりやすいスポーツなのだろう。だから、見ていて楽しい。
2,3,4課題はいずれも難しいルートのようで、選手たちも苦戦。スタートの次のホールドへ移るのがすでに難関のようだった。ただ強豪チームはそれを超え、頂上に迫っていく。実力のあるチームが前半に次々と登場。山口県チームは少年女子も強い。
岐阜県チームが登場。大きな歓声が起こる。第1課題を二人ともクリアして笑顔。そして小川選手が確実に第2課題をクリア。伊藤選手は最初の難関に苦労するも、踏ん張って体を支え、ボーナス1ポイントまで到達する。
後半。小川選手が第4課題から挑戦してクリア。伊藤選手にアドバイスする。伊藤選手はボーナス1ポイントのホールドに何度もチャレンジする。その諦めない姿勢に心打たれる。会場にはお友達も来ているようで、「ガンバ!」の声が何度もかかる。
それを見守りながら、小川選手は第3課題へ。落ち着いて時間を取ってルートを見つめてから、取り掛かる。厳しい体勢になる部分も、細い腕に潜む筋力でキープ。1度の挑戦で見事ゴールまで登りきった。開催県の成績を左右するというプレッシャーがかかる中、小川選手は全課題クリア。こんな選手はそうそういない。
終了後、豊場監督と話す二人に笑顔はなかった。まだまだやれる、という気持ちなのかもしれない。暫定順位は6位。目標としていた入賞(=8位以内で決勝進出)が果たせるのか、残りの選手の試技中もドキドキが続く。見事、6位のまま決勝進出が決まった。おめでとうございます!決勝でもぜひ楽しみながら実力を出し切っていただきたい☆
部活があるわけではなく、ジムなどに集まって練習を積んでいる2選手と監督。まだまだ山岳の競技人口は少なく、特に少年女子は県内でも数えるほどらしい。親に連れられて子どものころから始める選手もいるが、高校生で始めても伸びるチャンスのある競技。実は漫画やテレビドラマや映画の素材にいいのでは?なんて思ってしまった。
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by hyuri07 | 2012-10-01 06:17 | スポーツ観戦。