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たぶたぶ。

生きるのに意味なんてない。
と、繰り返し自分を戒める。

生きているのは、死なないことを選択したからだ。誰もが生きたいと思って生きているのだ。
テレビドラマ『私立探偵 濱マイク』最終回での投げ掛けは、今も私の中で繰り返される。

そういえば、いちばん最初に、生きるのに意味なんてないという言葉を聞いたのもテレビドラマ。
『伝説の教師』というドラマで、ダウンタウンの松本さんが演じる教師がしゃべっていたのだった。

生きるのに意味なんてないのだろうけれど。生きること自体が目的なのだろうけれど。
与えられた命だから、粗末にしてはいけないのだろうけれど。

粗末にしてはいけないから生き続けるのか。自分で捨てられないから生き続けるのか。
確かに、そう考えて、死んではいけないと何度も自分に言い聞かせてきた。

だけど、それだけなら、なんだか寂しいような気がしてしまう。
マズローの欲求階層というようなことなのだろうか。一つ満たされるとさらに欲しくなってしまうのだろうか。
これがしたいから生きているとか、この人と一緒にいたいから生きているとか、
そういうものがあれば、生きることをもっと確信できるような気がする。
by hyuri07 | 2009-12-02 00:42 | そのほか。


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