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キノコホテル『マリアンヌの憂鬱』。

古きよき時代を、そのままに。

そう聞こえるのはリフやメロディーの音使いが、古い時代のものをそのまま使っているように聞こえるからなのかな、と思う。ボーカルさんの声もそこにぴったりとはまっている。

音は古く聞こえはしない。変わった楽器や音を使っているわけではなさそうだけれど、現代のレベルできちんと録音されている。
それでも、この時代にこういう音楽をやる良さがもう少し付け加えられてもいいのに、と思ったりするのだ。今だからできること、あのころとは違う新しさ、新しい視点なんかがあるからこそ、今聞きたくなるはず。それは音なのか、メロディーなのか歌詞なのかもっと別のところなのか、いろいろあるのだろうけれど。まったく同じなのなら、昔のものを引っ張り出して聞けばいいのだ。

とはいえ演奏もきちんとしているし音作りも丁寧な感じがするし。次作に期待です。
by hyuri07 | 2010-05-21 02:00 | 音楽


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