シェイクスピア「ロミオとジュリエット」。
文学部に行こうと決めるきっかけとなった本のうちの一冊だと思います。
大好きなLeonardo DiCaprioの映画を見てはまってしまって読みました。
二人の美しいせりふが気に入って、その部分だけ何度も読みました。
言葉にはそういう、すごい世界を作り出す力があるんだ、それを勉強してみたい、と思ったのが、文学部、そして比較文学専修を選んだ理由の一つです。
大学に入って「英米文学入門」の授業でこの作品を勉強できて、原文も少し読めたのはすごくうれしかった。
シェイクスピアの作品をたくさん読んだわけではないけれど、いろいろな作品で、あのとき感じたのと似た「言葉の力」を感じる。
でも、恋愛に関してこの「言葉の力」がいちばん発揮されているのは、私が読んだ中では「ソネット集」とこの「ロミオとジュリエット」なのではないかと思う。(「ソネット集」は同性愛の部分もあるかもしれないけれど、それでも恋愛という意味には変わりはないだろう。)
ピーコさんが昔、「恋愛力」を上げるには本を読むべきだと言っていた。だとすれば私なら、この本を読んで上げるのはどうでしょう、と変化球の提案をしてみたい。