ハーンの作品をあたっていて、以前かなり興味を引かれた作品に再会しました。
「日本の女性の名」
十五年分の、女子高等師範学校の生徒と卒業生の名簿を見て、この名前が何人、という集計をしている。そしてその名前を分類している。
前にも書いたかもしれませんが、私は人の名前を見たり、お気に入りを集めたりするのが好きなので、このマニアックな作品が気に入りました。
学術的に見れば、この間書いた「ハル」やなんかと合わせて、ハーンは日本の女性(の典型)がとても好きやったんやろうなーということがわかるのだと思います。
でもそういうのとは違う次元で、ハーンの作品にはおもしろいものがまだあるのかも、と思ったりします。