私の大好きなところで鳴っている。
すごく聞きやすい。はっきりとしたメロディ。クリアできれいな音。そこに乗るボーカルの竹森さんの熱い歌声が、私のつぼにちょうどよくはまる。
高校生のときに好きだったMR.BIGを思い出した。リフもリズムも正統派。でもマンネリでもつまらなくもない。むしろ、私の好きなところで鳴り続けるうれしさがある。ずっと聞いていたくなる。正統派のよいところがつまっている。間違いなくかっこいい。歌声はソウルフルだけれど、正統派ロックだと思う。
それはライブでの印象とはまた少し違って意外だった。ライブでは竹森さんのソウルがもっと強く伝わってきた。「グッバイ・ボーイ」のライブでの迫力は圧巻だった。CDでは楽器隊が信念を持って鳴らすきれいなロックの音に存在感が増す。