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orange pekoe ワンマンライブ@音霊 OTODAMA SEA STUDIO 2008 の2。

最初は盛り上がる曲を。メンバー全員で打楽器を叩きながら、どんどん盛り上げていった。
その後、聞かせる曲を。
そして、また盛り上がる曲を。そして聞かせる曲を。
いったりきたりの構成はぱっと聞くとばたばたしそうに見えるけれど、そうでなかった。盛り上がる曲があるからこそ、聞かせる曲に入り込める。

音霊seaside studioは足元が砂地、窓があって風が入ってきた。波の音が聞こえた。
それでも、だんだん蒸してきた。風や波の音をゆったりと楽しむというより、皆で汗を楽しむ空間になってきた。
観客も、そしてステージの方々はいっそう、汗でべたべたになりながらも、ボーカルさんの汗の拭き方は上品で綺麗だった。

結成10年だという。
でも、フレッシュだった。もちろん、ライブを重ねる中で培われたものはたくさんあるのだろうけれど、与える印象は腕の立つ熟練者というより、金魚鉢から海へ飛び出すぴちぴちとした魚のようだった。久しぶりの曲を演奏したり、衣装を変えたり。きっとフレッシュでいられるような工夫もいろいろとされているのだろう。なかなかできないことなのだろうと思った。
昨日はステージ上でギターさんのお誕生日を祝っていた。10年、こんな関係を続けられるのも、なかなか難しいことなのだろう。
by hyuri07 | 2008-07-15 00:25 | 音楽


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